シル・オースチン ダニーボーイの謎

2023年10月26日

音楽

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不滅の名曲「ダニーボーイ」。アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」に現在の歌詞を付けたところ、世界中で有名になったそうです。


戦地に行った息子を思う、母の心境が描写されています。過去、多くのアーティストに歌われてきました。



動画はケルティック・ウーマン。透明感があって良いですね。




キース・ジャレットも演奏していました。



それら数ある中でも、シル・オースチンのダニーボーイが最高傑作だと思っています。



どこか哀愁がある。子供の頃、よく父と一緒にレコードで聴きました。


しかし私には素朴な疑問があります。そもそもシル・オースチンのダニーボーイは、アイルランド民謡のダニーボーイなのでしょうか?


メロディーがまったく違う気がするのです。タイトルが同じ別な曲?


それについて父に尋ねた記憶があるのですが、どんな回答だったか忘れました。インターネットで調べても、誰も触れられていない。


聞くだけ野暮ってことでしょうか。ですが私と同じ疑問を持つ人も、多分いるはず。長年のモヤモヤに終止符を打ちたい。


私の推測ですが、シル・オースチンは天才サックス奏者。天才とは霊感、すなわちインスピレーションで演奏するもの。


恐らく、ダニーボーイを魂の感じるままに(ノリで)演奏したのではないでしょうか?崩しすぎて別な曲に聴こえるだけかも。


仮にそうなら、演奏の底流には必ず、アイルランド民謡のメロディが残っているはず。真意を確かめるために、歌詞を付けてみました。(暇人っす!)



シル・オースチンのダニーボーイ  歌詞付き動画




いかがでしょうか?歌詞とメロディがハーモニーを奏でています。偶然の一致とは思えません。(無理やり合わせたとか言わないでね。)


シル・オースチンのダニーボーイは、アイルランド民謡のダニーボーイだったという結論でよろしいでしょうか?

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