
利得のために自分を偽る男が、皮肉にもその嘘を通じて、自分の存在意義に気づいていく——そんな再生の物語です。
あらすじ
被災地の寄付集めのため、旅をしていたオルデン牧師。だが、その道中で倒れてしまいます。
滞在中、町の人たちから悩みの相談をたびたび受けます。ときに聖書の話を引用するも、うろ覚えのため、子供に間違いを指摘される危ない場面あり。
滞在中、町の人たちから悩みの相談をたびたび受けます。ときに聖書の話を引用するも、うろ覚えのため、子供に間違いを指摘される危ない場面あり。
相談者たちを勇気づけ、立ち直らせてしまいます。
人間の本質的な喜びとは
この物語の核心は、誰かに必要とされる喜びです。
町の人たちは、顔も知らぬ被災地の人々のために尽くす喜びを知り、精力的に奔走したにせ牧師に感謝します。
にせ牧師もまた、町の人たちの喜びに寄与できたこと、誰かの役に立てたことを通じて、初めて自分の存在価値を見出したのです。
最後に、すべての計画を知っていた妻に、こう言って町を去ります。
他者に貢献できたときの充実感は、人間にとって、最も本質的な喜びなのかもしれませんね。
「誰かのために」動くことは、実は自分自身の心をいちばん深く満たしてくれる。にせの牧師さんのあの表情は、そんな大切なことを教えてくれている気がします。
ゲスト出演は伝説の歌手ジョニー・キャッシュ夫妻!
にせの牧師さんを演じているのは、カントリー歌手のジョニー・キャッシュさん。妻役で出演しているのは、実の妻であるジューン・カーターさん。

ふたりの伝記は映画にもなっています。
にせの牧師さんの中で、ジョニー・キャッシュが馬に乗って歌いながら町に登場する場面は、ファンに向けてのサービスですね。